【ジャンル:アクション】
【発売元:エニックス】
【発売日:1992年12月21日】
【定価:9,600円】
進化が楽しい弱肉強食アクション!
『46億年物語』、これほど壮大なタイトルのゲームには
なかなかお目にかかれない。
“総制作費70億円”の某シェンムーと肩を並べるほどの数字の圧力だ。
ジャンルはサイドビューのアクション。
ゲーム開始時、自キャラは魚の姿をしており、
敵キャラを倒すと出現する肉を喰らえば、
アゴ・ツノ・後頭部・首・胴体・手足・背ビレ・尾に分かれている
それぞれのパーツを個別に強化でき、さまざまな動物に進化していく。
パーツをどうレベルアップするかはプレイヤーの勝手なので、自由度が高い。
ゆえに選択したパーツによってはゲームの難度が上がる。
こういったキャラクターをカスタマイズできる2Dアクションは
珍しいのではないだろうか。
これに近いゲームは、FCの『ココロン』くらいしか思い浮かばない……。
制作には、『ワンダープロジェクト』シリーズの
平野文鳥こと米田喬氏が関わっていたようだ。
すぎやまこういち氏が作曲した温かみのあるBGMもいい。
個人的には、進化できる動物をもっと増やして、
すれちがい通信やオンラインに対応した続編、
もしくはリメイクを3DS辺りで発売してほしいですね。
ほかの人が進化させた動物を眺めるのは楽しそうじゃないですか?
【9点】