シリーズの原点が遊びやすくなってプレイステーションに登場！　『ロックマン』をレビュー

発売日: 1999/08/05
メディア: Video Game

【ジャンル：アクション】
【発売元：カプコン】
【発売日：1999年8月5日(ゲームアーカイブス版は2009年8月12日)】
【定価：2,800円(ゲームアーカイブス版は600円)】

シリーズ１作目がプレイステーションに登場！

　FCで発売された硬派なサイドビューアクションゲーム、『ロックマン』。
その移植版が本作だ。

　FC版をベタ移植したモードのほかにも、さまざまな要素が追加されている。
攻略のヒントを見ることができる“ナビモード”、
資料やデータを閲覧するモード、
アレンジBGM、難易度の変更、
そしてポケットステーションを使用することで、
ボスキャラの強化やミニゲームが楽しめるようになる“ポケロク”を収録。

　あのころ、ボスキャラの考案に精を出した兄ちゃんも、
エレキマンにぞっこんな姉ちゃんも、満足するであろう豪華仕様だ！

　初代ロックマンはパスワードやセーブといった中断機能がなく、
E缶などの便利なアイテムもないうえに、
シリーズでも最高クラスの難度で投げ出してしまった人も多いことだろう。

　しかし、このPS版ではセーブはもちろん、
難易度の変更で“かんたん！”モードも選べるようになり、
Dr.ワイリーの土下座も拝みやすくなっている。

　例の“黄色い悪魔”や最後のボスラッシュで苦汁を飲まされた人にこそ、
おすすめしたい。

【７点】