カサロシのログ

消化と記録(ゲーム成分多め)

極まったおバカさがめでたい! 『がんばれゴエモン きらきら道中 僕がダンサーになった理由』をレビュー

 

f:id:Kasarosi:20220110175609p:plain
f:id:Kasarosi:20220110175655p:plain


【ジャンル:アクション】
【発売元:コナミ
【発売日:1995年12月22日】
【定価:9,980円】

ゴエモン一行、ついに宇宙へ

 年明け最初のレビューは、『がんばれゴエモン』で幕開けだ!
ゴエモンって、めでたい感じのするゲームだから桃鉄と並んで
正月にプレイしたくなるんだけど、俺だけ?

 本作はスーパーファミコンで発売された
がんばれゴエモン』シリーズの4作目である。
ストーリーはシリーズでおなじみのゴエモンインパクトの
唐突な告白からはじまる。
彼が言うには自分は惑星インパクト出身の宇宙人で、
故郷を変態……悪のスポーツマンであるセップク丸という男が荒らしているために
帰省しなければならないらしい。
しかし、暑苦しいほどの人情味を持っている我らがゴエモン一行は
そんな彼を放任せずに宇宙へと旅立つのだった……。

 いや、待ってくれ! ゴエモンインパクトって巨大メカじゃなかったの!?
前作と前々作をプレイしているファンだと思わず、声を荒らげる事態だぞ。
冒頭のトンデモ設定を皮切りに妙ちきりんなイベントや
ヒヤヒヤするようなパロディが目白押しなのも本作の特徴。
ただ、作風がワンパクすぎたからか、
いまだにバーチャルコンソールでは配信されていない。

f:id:Kasarosi:20220110191603p:plain
某人気格闘ゲームに登場したあの人たちにそっくりの敵キャラもいるぞ!

f:id:Kasarosi:20220110192537p:plain
ヤエちゃんがいかがわしい店で●●●をするイベントは本作最大の見せ場だと断言する。

 システム面はスーパーファミコンの2作目である
がんばれゴエモン2 奇天烈将軍マッギネス』に近い内容なので手堅く遊べる。

 問題点としては、ゴエモン・エビス丸・サスケ・ヤエちゃんの面々が
別行動を取っており、終盤でようやく合流するため、
それまでは2人同時プレイであっても同キャラしか使用できない。
この仕様によって操作キャラがわかりづらくなるのは、少しイラついた。

 アクションステージの難度が高めなのと、
ボス戦がミニゲーム対決になったのは評価が分かれる点だと思う。
ミニゲーム対決と言っても悪名高き、『がんばれゴエモン 黒船党の謎』のような
理不尽さはないから安心してほしい。あれはひどかった……。

 タイトルからナンバリングが省かれただけあって、
「凡庸な続編にとどまってたまるか」という作り手の気勢が感じられる意欲作。
シリーズファンは、このノリを受け入れて極上のおバカさに酔いしれろ!

【8点】