カサロシのログ

消化と記録(ゲーム成分多め)

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バーガー屋とドーナツ屋の仁義なき戦い! 『バーガータイム・デラックス』をレビュー

 


【ジャンル:アクション】
【発売元:データイースト
【発売日:1991年2月15日】
【定価:3,300円】

うねうねと追いかけてくるウインナーが夢に出てきそう

 笑顔がまぶしいパツキンの姉ちゃんがパッケージを飾る本作は、
1982年に稼働開始のアーケードゲーム『バーガータイム』を
ゲームボーイにアレンジ移植したものだ。
はじめに断っておくとパッケージのパツキン姉ちゃんとおぼしきキャラクターは
登場しないので洋モノ好きの諸兄は注意されたし。

 ゲームの目的は、主人公のピーター・ペッパー(以下、ピーター)が
ステージ中に散乱しているハンバーガーの材料を土足で踏みつけ、
ステージ下部の皿の上に落として巨大ハンバーガーを完成させることだ。
衛生観念や品質管理を疑うゲームシステムだが、
近年の外食産業を脅かしているバイトテロやバカッターといった
迷惑行為のパイオニアがピーターだとこじつければ合点がいく。

 フード国のハンバーガーショップの名コックとして汗を流すピーターだったが、
その繁盛ぶりに嫉妬した隣のドーナツ屋の主人・ドーナッテンが
手下のウインナーやピクルスやゆで卵に
ピーターの邪魔をするように号令をかける。

ウインナーに指示するドーナッテン氏の図。なかなかの悪人面だ。


1エリア4面構成で6エリアの全24ステージあって、
エリアをクリアするごとにパスワードと寸劇のようなデモ画面が表示される。
ちなみに中央の絵柄は、とあるデモで身ぐるみはがされたピーター氏である。


 ピーターに襲いかかるウインナーなどの敵キャラは、
バンズやパティを落下させて挟めば倒せるので、
タイミングを見計らってハンバーガーの一部にしてやろう!

エンディングではドーナッテン氏の店舗、ナッテンドーナツが潰れる(物理)。まあ、自業自得だ。

そして、ドーナッテン氏の配下であるはずのウインナーたちが現れて……。

え、マジか……グロッ!!

脳天直撃!!

ドーナッテン氏が飼い犬に手を噛まれるのを見て、体を伸縮させながら喜ぶピーター氏。

 古きよきアーケードゲームにプラスアルファの要素をつけて、
こぢんまりとまとめた作品。
余談だがハンバーガーのてっぺんに立ててある旗って、
うれしいけど邪魔なものの代名詞だと思う。

【5点】

 

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