バーベキューの得意な陰キャになりたい
3連休の初日、人生で数えるほどしかやってこなかった
バーベキューをやることになった。俺は3連休の前日に有休をもらい、
十分に英気を養ったうえでこの一大イベントに臨んだ。
いくら陰キャの俺でも1人でBBQをするほどの度胸と行動力はないので、
今回のバーベキュー作戦は4人で決行した。
メンバーは俺に『スーパーメトロイド』を激推ししてきたN氏、
N氏と創作仲間として長い付き合いのあるC氏、
そして、共通に面識がある東京からの客人のY氏といった4人だ。
『スーパーメトロイド』のレビューはこちら。
待ち合わせは天満市場の再開発によって誕生した
複合商業施設のぷららてんまだったが、少し早く着いたので天満市場を散策。
提灯が吊るされている薄暗いアーケードがちょっとした異世界って感じでいいね。
天満市場の北側にあるこちらのエリアは“裏天満ちょうちん通り”と呼ばれていて、
約1,000個の提灯のなかには1つだけハート模様のものが紛れているらしい。
そんなことはあとから知った俺は当然見つけられていないが、
もし見つけると小さな幸せが訪れそうな気がする。
俺がふらふらしていたのは朝9時前だが、
飲み屋街が活気づき、吊るされた大量の提灯が華やぐ夜に行くと、
一層ディープな雰囲気を楽しめるだろう。
ぷららてんまは地下1階から2階までが店舗で、
3階から28階はUR都市機構の超高層マンションになっており、
託児所もあるらしいぞ。
公式サイトを見ていたら、抜群の利便性で住みたくなるのであーる。
シーサーっぽい石像。
序盤で調べても“威圧感のある石像だ……”くらいの反応しかないが、
中盤以降に調べるとそこそこ強力な全体攻撃スキルを覚えられそう。
ダミーがぐちゃぐちゃの自販機。スタッフゥー、スタッフゥー!
飲んべえにはたまらないであろう店を発見!
ハラミとタン以外のホルモンは苦手なものが多いけど、豚足は気になるなあ。
本格なキムチが並んでいる店。俺はオイキムチとカクテキが好き。
ちょうちん通りをあとにして次はぷららてんまの西側を歩いていると、
昔ながらの生活雑貨店を見つける。こういうお店で買い物するのを
“丁寧な暮らし”と言うんだろうね。
文具店があったので仕事で必要な3色ボールペンを求めるために入店。
購入したのはジェットストリームのシャーペンにもなるやつだ。
店主らしき方によると、このお店は60年も営業されているとのこと。
「東海道新幹線と同い年ですか!」みたいな
少し気の利いた返しができればよかったのだけど、
「長いですねー」などというバカ丸出しの生返事しかできなくて、ごめんなさい。
待ち合わせの時間である午前9時が近づいてきたので、
ぷららてんまの出入り口付近へ。
こちらはスーパーと市場のハイブリッドといった感じの施設だから、
とても買い物がしやすかった。マジで近隣住民がうらやましい!
待ち合わせが無事に成功してメンバーが揃ったところで場所を移動。
ここは2025年大阪・関西万博の開催地である夢洲のセブン-イレブンだ。
駐車しているのは俺の車以外、すべてトラックだった。
建設機械が立ち並ぶ空き地。
ちなみにこの空き地が『踊る大捜査線』のエンディングで
青島刑事が歩いていた後ろに映っていた空き地です(大ウソ)。
というか、新作をやるのをいま知って驚いたぜ。
室井さんを主役に据えた2部作のスピンオフで公開は今年の10月と11月だ。
詳細は公式サイトで確認してね。
今回の万博の象徴である木造リングが遠くに見える。
建設の遅れが叫ばれているが、無理のない範囲で盛り上がるといいね。
義父は行くらしいけど、俺は行くかどうか迷っているんだよな……。
現時点では夢洲に夢がないのがわかったから、再度場所を移動。
今度は“舞洲バーベキューパーク”にやってきたぞ!
天気が芳しくないからか、人はまばらだった。
途中から小雨が降ってきたけど強い日差しを避けることができたし、
夏はこれくらいの天候のほうがいいや。
鮮魚とは?
もっと、はてなブログ映えしそうな肉や野菜、
それからハラスなども購入したのにカニカマのインパクトにかまけて、
ほかの食材を撮っていない俺は陽キャで構成された
秘密結社“BBQウェーイズ*1”に狙われるだろう。
腹を満たしたところで午後の遊興、
ボウリングをするために“神崎川ダイドーボウル”に赴く。
昭和のデパートのようなレトロな階段やね。
受付カウンター横にはボウリング用品が販売されていたぞ。
このショーケースもレトロだなあ。
“プロショップ”前はなんだか雑然としていた。
商店街にある学用品を売っている店の散らかりかただな。
客のほとんどがセミプロみたいな紳士淑女だった。
レーンのつるつる度はラウンド●ンよりも高く、慣れるまで時間がかかったよ。
アラフォーおじさんの1日とは思えない、
超絶リア充学生のような1日を過ごしたぜ。
発起人のN氏と参加してくださったおふたりにお礼を申し上げたい。
ありがとうございました!
では、平日という戦場に帰ります。読者のみんなも盆休みを目指して耐えような!
*1:そんな組織はございません