年末年始休暇の無敵感を大切にしような
いつもご愛読くださって、ありがとうございます。
静かな希望に満ちている年末年始の街の雰囲気が好きな
このブログの管理人カサロシです。
さて、年の瀬の恒例行事である下半期の振り返り記事だが、
今回は大みそかに喉の調子が悪くなり、仕事はじめの明くる年1月6日に
病院へ行ったら見事にインフルエンザA型だったので、
大幅に遅れての振り返りになることをご容赦いただきたい。
2024上半期の振り返り記事はこちら。
まずは2024年下半期にレビューしたゲームを貼付していくぞ。
上半期は4本しかレビューできず少なすぎてへこんでいたが、
下半期はなんとか倍の8本をレビューできた。
8本のうち3本は『T.M.N.T.カワバンガコレクション』でプレイした
タートルズゲーだけど許してくれ。
2024年内にクリアしたいゲームとして挙げていた『UNDERTALE』
『moon』『人喰いの大鷲トリコ』に決着をつけて目標を達成したのが、
下半期のハイライトかな。
ただ、『UNDERTALE』以外の2本は年内のレビューが間に合わなかったので、
年明けには記事をアップしたいところではある。
次は公式のサービスを使って2024年のゲーム履歴を振り返る!
それでは、“Nintendo Switch 2024 ~今年の振り返り~”で
Switchのプレイ履歴を見てみよう。
フェイバリットSwitchソフトは、
『御伽活劇 豆狸のバケル ~オラクル祭太郎の祭難!!~』に即決!
グッド・フィールにはこれからもがんばってもらってバケルの続編や
『がんばれゴエモン』シリーズになんらかのテコ入れをしてほしいという
期待を込めての選出だ。
さて、“あなたのPlayStation 2024”で振り返った
PSのプレイ履歴はどうかな。
俺は“RPG愛好者”だったのか。
オーソドックスなRPGに異を唱えた『moon』をプレイしてこの結果だったのが、
なんとも皮肉だと思った。
ゲームの消化は以上!
ここからは読んだ本のなかでとくに気にいったものを
読了ツイートを交えて紹介していくぞ。
染井為人さんの『悪い夏』(角川文庫)を読了。ケースワーカーの守は気弱な地方公務員。生活保護の不正受給者、性悪な同僚、ネグレクト寸前のシングルマザー、野心家のヤクザといった連中に巻き込まれ、守の日常は崩壊していく。相対的貧困に喘ぐ我が国の社会構造を皮肉ったノワールサスペンス。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年7月21日
ジョージ・オーウェルさんの『1984』(角川文庫)を読了。一党独裁制の国、オセアニアで暮らすウィンストン・スミスは異常なまでの統治に疑念を抱き、反体制組織“ブラザー連合”に関心を寄せるが――。現代の監視社会を予言したようなディストピア小説の傑作であり、反全体主義のバイブル。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年8月4日
山本弘さんの『プロジェクトぴあの』(PHP研究所)を読了。男の娘の貴尾根すばるは秋葉原で電子部品を買い漁る結城ぴあのに出会う。彼女はアイドルであると同時に宇宙へ行くという目的のためなら手段を選ばないマッドな少女だった。物理法則を覆す説得力のある架空理論に裏打ちされたハードSF。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年9月7日
川端康成さんの『雪国』(角川文庫)を読了。1968年に日本人初のノーベル文学賞を受賞した著者の日本情緒豊かな小説。湯沢温泉を舞台に親の遺産で無為徒食を謳歌する島村と美しい唇が印象的な駒子という芸者の交流を主軸に複雑な人間模様を叙情的に描く。有名な冒頭に登場するのは清水トンネル。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年9月24日
賽助さんの『君と夏が、鉄塔の上』(ディスカヴァー文庫)を読了。中学最後の夏休みを無為に過ごす鉄塔マニアの伊達、部活を転々とする変わり者の帆月蒼唯、幽霊が見えた日から不登校がちになった比奈山の3人が近所に潜む謎を解き明かす。陰キャの理想的な夏休みを具現化した爽やかな青春小説。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年9月29日
北川ナヲさんの『市場』(文芸社)を読了。“閉場しています! 営業しています!”が脳裏に焼きついた築地市場の豊洲移転問題。その昔、日本橋でも似たようなことが起こっていた!? 魚河岸の風雲児を通して関東大震災や太平洋戦争に翻弄された市場の激動を描く。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年10月31日
吉田篤弘さんの『電球交換士の憂鬱』(徳間文庫)を読了。十文字扉の職業は電球交換士。街の照明はLED化が進み、仕事は少ない。だが、電球にこだわる好事家たちを相手に今日も彼は愛車のサイドカー、コブラ・ブラザーズ号で仕事へ向かう。宵っ張りのおともにしたい滋味掬すべき粋な小説だ。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年11月24日
伊与原新さんの『月まで三キロ』(新潮文庫)を読了。浜松市にある有名な標識が題材の自殺志願者とタクシー運転手の一夜を描いた表題作を含む6編+特別掌編「新参者の富士」からなる珠玉の短編集。俺は「エイリアンの食堂」がいちばん好きかな。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年12月1日
山本弘さんの『詩羽のいる街』(角川文庫)を読了。マンガ家志望の陽生は、人に親切にするのが生業の詩羽に1日デートへ誘われる。論理的な方法で奇跡を起こす詩羽の虜になること間違いなしの小説。優しい理想論に満ちた世界になればいいのにね。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年12月30日
原田マハさんの『キネマの神様』(文春文庫)を読了。映画とギャンブルに溺れる父を持つ無職の歩は、父が映画雑誌に歩の文章を投稿したのをきっかけにその雑誌の編集部に採用される。そして、父は映画ブログをはじめ、謎のブロガー“ローズ・バッド”と対決することになるのだが――。 #読了
— カサロシ (@Kasarosi) 2024年12月30日
俺が加入中のサブスクのなかでもっとも活用していると思われる
Kindle Unlimited。元を取ろうという貧乏根性を丸出しにして
電子書籍ばかり読み漁る結果になってしまったが、
『1984』や『雪国』といった近代文学の傑作を読めたのがデカい収穫だった。
ただ、『雪国』は俺に日本情緒を感じる心が足りていないせいか、
あまりよさがわからなかった。
逆に『1984』は刺さりまくったので、これを機に翻訳文学も
どんどん読もうと思ったくらいだ。
次はフィリップ・K・ディックによるSF小説の金字塔
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を読みたい。
音楽は毎朝シェービングしながらAmazon Music Primeで
テキトーに聴いている。毎日のヒゲ剃りは正直面倒だから、
そろそろ脱毛を考えているんだけど、ヒゲを剃りながら聴く音楽は
格別なんだよなあ。
あと、YouTubeではゲームミュージックのチルいアレンジを聴いて
癒やされているぞ。
映画は中学生のころにプロテクトギアのデザインに惹かれて観たけれど、
当時はほとんど意味がわからなかった『人狼 JIN-ROH』を再視聴。
さすがにいま観ると理解できるようになり、
架空の戦後を描いた重厚な世界観にシビれたぜ。
そして、『ジョーカー』の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』を
U-NEXTのポイントを消化して観た。
俺は前作のほうが好きだが今作のガガさまもすてきだったので、
とんとんかな。
毎回、“日常”記事で困るアイキャッチ画像をどうするか問題だが、
前年の振り返り記事と同じくCanvaのAI画像生成に頼ってみたぞ。
今回のお題は去っていた辰年のドラゴンくんが
ブログ記事を執筆しているイメージで作成。
前回の歳末振り返り記事。
AIも使いかたによっては味のある画像をつくれるんだと感心。
ほかのブロガーたちに先を越された振り返り記事になってしまったが、
気持ちを切り替えて今年もがんばっていくのでよろしくなんだぜ!
では、近いうちに新年の抱負をゆるめに決める記事をアップするので、
今回はこのへんでおいとまさせていただきます。