

【ジャンル:アクション】
【発売元:任天堂】
【発売日:1993年3月23日】
【定価:6,500円】
シリーズ2作目にして、すさまじい完成度
1992年にゲームボーイで1作目が発売してから瞬く間に人気を博し、
イタリア人の配管工*1を脅かす存在になったカービィ。
本作は“ピンクの悪魔”の異名を持つカービィが本格的に
アイデンティティを確立させることに成功したファミコン末期の
傑作横スクロールアクションである。
激ムズの『カービィのピンボール』のレビューはこちら。

食いしん坊のカービィはなんでも吸い込み、そして吐き出す。
こういったアクションは前作でもあったが、今作からシリーズの方向性を
決定づけた“コピー能力”というシステムが導入された。
この能力はカービィが吸い込んで飲み込んだ敵の能力をコピーし、
その能力を使えるようになるものだ。
画像は“カッター”の能力をコピーしたカービィが
中ボスのポピーブロスSr.を刻んでいるところ。
なかには、飲み込んでも“スカ”と表示されるだけの無能の敵もいるが、
画面下部のアイコンがいちいちかわいいので、すべての敵を吸い込んでみよう!
星のカービィ 夢の泉の物語に出てくる、コピー能力のアイコンをクッキーで作りました! pic.twitter.com/PWfYhmjkZV
— スターストーン (@starryhappy) 2016年3月12日
思わず「食べるのがもったいない」と言いそうになる。

“博物館”には無防備な敵が展示されており、ここでも能力の調達が可能。
欲しい能力があれば、遠慮せずにコピーしておこう。

楽しいボーナスステージは3種類。これは“早撃ちカービィ”。
“FIRE!”と表示されたら、ただちに銃を抜いて眼前の敵を肉塊に変えるのだ!
倒した敵に応じて残機が増えるぞ。

お次は“クレーンフィーバー”。みなさんご存じのぬいぐるみを取るゲームだ。
小さいカービィ人形を取れば1UP、大きいのを取れば2UPだぞ。

“たまごきゃっちゃ”は宿敵・デデデ大王が投げてくる卵をじゃんじゃん食べよう!
食べれば食べるだけ残機が増えるが、このクソペンギン(?)はたまに爆弾も
投げてくるから注意! 爆弾を食べてしまうとゲームオーバーだ。

ぺちゃんこ状態がかわいいしゃがんだカービィ。
この状態では当たり判定が小さくなるから、危ないときはしゃがもう。

カービィの新しいアクションはコピー能力だけじゃないぞ。
ダッシュ・スライディング・水鉄砲・貫通弾が実装され、アクション性が増したのだ。
画像の上向き水鉄砲カービィが俺のベストカービィ。
前作の初代『星のカービィ』もよくできた作品だったが、
コンパクトにまとまりすぎている感じは否めなかった。
しかし、2作目の本作は格段に進化しており、
シリーズの地位を高めた疑いようがない傑作だと断言できる。
もし、『星のカービィ』シリーズをひとつしかプレイできない
呪いをかけられた人がいれば、俺は「“夢の泉”だけやればいいよ」と
優しく言葉をかけて救いの手を差し伸べたい。
【10点】
*1:ヒゲとオーバーオールのあの人のことです




