カサロシのログ

消化と記録(ゲーム成分多め)

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ディープな街に佇む昭和25年創業の名店! 山王市場商店街『うどんそば 助六』【食通王への道#4】

外観も内観も渋すぎる!!

 現地に行ってから記事を上げるまでにけっこうラグがある企画、“食通王への道”。
今回は11月末に行った場所を紹介するので、ラグは少なめ。


 昭和25年(1950年)創業で今年75周年を迎える『うどんそば 助六』は、
超絶エモい外観と内観を兼ね備えた、うどん・そば・丼もののお店だ。
ラグ少なめで俺にしては速筆といえるスピードで記事をしたためたのには理由がある。
それはこのお店が2025年12月30日(火)をもって閉店してしまうからだ。
すでにSNSでも話題なので当ブログで取り上げたところで影響は少ないだろうが、
駆け込み需要を狙ってGoogle Discoverにおすすめ記事として載り、
Google砲”に蜂の巣にされたい願望とすてきなお店を少しでも
多くの人に知ってもらいたい使命感でキーボードを叩いていく。

閉店理由はマスターの体力の衰えとのことだ。

 


 住所は大阪府大阪市西成区山王2-10-11。
山王市場商店街の中にあるぞ!


 外に貼り出されたメニュー。マスターが書いたものだろうか。
“丼もの色々出来ます”の達筆さに目を奪われる。


 大阪が誇るディープスポットの西成で長年営業をされているだけあって、
その外観は国宝級! 『じゃりン子チエ』から飛び出してきたようなビジュだぜ!

 

前回訪れた『喫茶レストラン サンビオラ』の記事はこちら。

 


 店内のメニューは英語表記もあって外国人観光客への配慮が行き届いている。
ピッチャーに貼られた“水”と“お茶”のメモ書き、こういう心遣いが嬉しいねえ。


 壁も味があるね。広告入りの町内地図、銭湯の脱衣所でよく見かけたやつだ。
そして、石田靖氏と野呂佳代氏のサインも飾られている。
『発見!! 食遺産 #あなたのレシピ残させてください*1』という
番組のロケで来たんだろうね。


 俺はきつねうどんを注文。『星の王子さま』の作者として広く知られる
フランスの作家、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ氏は
「完璧とは、これ以上加えるものがない状態ではなく、
これ以上削るものがない状態である」と言ったらしいが、
まさにこのきつねうどんがその言葉を体現しているといっていいだろう。
同席した友人はカレーうどんを食べていたけど、あれもうまそうだったなあ。


 食欲にあらがえず、ごはんと味噌汁と卵焼きも注文。
この究極に美しい一汁一菜を見よ! 地球最後の日に食べても後悔はない完成度だ!
ただ、俺たち一行のあとに来たおばあちゃんが木の葉丼を注文していたんだけど、
俺が注文したのが最後のごはんで木の葉丼をつくれなくなったらしく、
しきりに「なんで? 木の葉がないから?」と嘆いていたのでいたたまれなかった。
俺はわりと腹がいっぱいだったのにね……。飽食でごめんなさい。

 こちらは飛田本通商店街にある甘味とうどんとそばを供しているお店、『多良福』。
撮影交渉をしたところ、女将さんが「古いお店やから恥ずかしいわ」と
おっしゃっていたけど、そんなことないですよ。
今回はうどんを満喫したあとだったので店内には入らず、
店先で売られていた六方焼を買った。とても優しい甘さだったぞ。
今度行ったときは店内でぜんざいを啜りたい。

 日雇い労働者の街として栄えた釜ヶ崎、現役赤線地帯の飛田新地
ここいらは日本屈指の昭和レトロアーケード街とあって
俺好みのスポットがたくさんあった。偏屈者の俺からするとT●L*2やU●J*3といった
国民的テーマパークよりもよほど楽しめて感度3000倍になってしまったぞ!
んほぉ!

 最後にもう一度言うが、今回紹介した『うどんそば 助六』は
2025年12月30日(火)をもって閉店してしまう。
こういった昭和の残り香が漂うお店は行けるうちに行っておかないと
廃業していることがしばしばあるため、先手を打ったほうがいいのだ。
ちょっとでも気になった人は、現在考えられる限りの最高の激シブ環境で
少し早めの年越しそばに興ずるのもいいんじゃないかな。

 

*1:テレビ大阪のロケバラエティ。後世に残したい味を見つけ、
動画レシピとして未来に残していくのがコンセプト

*2:東京ディズニ●ランドの略称

*3:ユニバーサル●スタジオ・ジャパンの略称