カサロシのログ

消化と記録(ゲーム成分多め)

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最強の組み合わせで勝利をつかめ!! 『カスタムロボ』をレビュー

 

 

 

【ジャンル:アクションRPG
【発売元:任天堂
【発売日:1998年12月8日】
【定価:6,800円】

男子は絶対に好きなゲーム(断言)


 男はロボットが好きである。
ジェンダーレスが叫ばれる昨今に固定観念はよくないが、
とりわけ男子が鉄塊や歯車にロマンを感じるのは事実であろう。
プラモデルを組みながら、「こいつを操縦できたらなあ」と
空想に耽けていた君たちに知ってほしいゲームがある。
それが本作『カスタムロボ』なのだ!

 本作のウリはプラモデルのような小型ロボ、
カスタムロボを意のままに操り、ライバルたちを蹴散らしていくことだ。
この小型ロボは名前のとおり、カスタマイズが可能。
新しいパーツを手に入れたらどんどん使ってみたくなる楽しさがあるぞ。

 開発は『マイコンBASICマガジン』でのライター活動を経て、
ナムコに入社し、『コズモギャング・ザ・ビデオ』や『エメラルディア』を
手がけた鈴木宏治(ペンネーム:見城こうじ)氏が設立したノイズが担当。
直近だとスマホゲーム『星のドラゴンクエスト*1』の開発にも参加していた会社だ。


 メインであるシナリオモードはRPG
主人公はカスタムロボのバトルが盛んな血の気が多い町に引っ越してきた少年。
彼が母親からカスタムロボ“レイ”をプレゼントされたところから物語ははじまるのだ。
ありがとう、ママーッ!!


 メディカルセンターで働きながら家庭を切り盛りしている
才色兼備なママとは打って変わって、社会不適合者のオーラを放っている父親。
自称SF作家とのことだが……。


 男は敷居を跨げば七人の敵あり。
家から一歩出れば、この町はカスタムロボを操る“コマンダー”だらけなのだ。
画像は主人公のいとこ、シンイチくんの幼なじみのカリンちゃん。
快活で気の強い女の子なので、実力差を見せつけて黙らせよう!


 バトルに勝つと新しいパーツのデータが手に入る。
そのデータを、とある場所で実体化すれば、自分のロボに装備可能になるぞ。
カスタマイズできるパーツは本体であるロボのほかに、
ガン・ボム・ポッドの3種類の武器、そして脚部パーツのレッグの計5ヵ所。
なかには、レギュレーションを無視した“違法パーツ”なるものも存在するようだ。


 ホロセウムというステージがバトルの舞台。
バトル開始時にはキャノボットと呼ばれる砲台型ロボから、
カスタムロボを格納している立方体、ロボキューブが射出される。
このとき、どの面が上を向いているかで戦闘可能になるまでの時間が変化するぞ。
変形までの時間はレバガチャで短縮できるらしいので、
3Dスティックをグリグリしまくろう!


 俺の好きなホロセウムは、回転寿司。
コンベアを流れてくる寿司が障害物になるエキサイティングなステージだ。
あがり(お茶)の中に落ちるとダメージを受けるので注意してくれ!
それにしてもなぜ、ローポリゴンで描かれた寿司はこんなにもうまそうなのだろうか。


 ハチのような弾を発射するホーネットガンを愛用していたが、
スプラッシュガンのほうがバランスブレイカーといわれるほど強いみたいだな。

 当時の少年たちに強烈な印象を残しただけでなく、
大きいお友だちにも絶大な人気を誇るであろうキャラクター、ミナモ。
彼女の素性は闇組織ドレッドの四天王の1人である。
学生服を着ているものの、言い回しの古いセリフが目立つので、
実は年増のコスプレ女かもしれないが、はっきり言って男心をそそりますね、はい。
それになんだこの顔グラは! 紛れもないアヘ顔じゃないか!!
ミナモの妖艶さに誘因されて少年たちがロボをカスタマイズするだけに
飽き足らず、己の愚息をいじくり回しはじめるかもしれないぞ!

 一部のパーツが異様に高性能だったり、相性の悪いパーツを装備していると、
まったく歯が立たないまま決着がついてしまったりするのは、
ちょっと煮詰めかたが甘く感じた。
しかし、操作性のよさと爽快感、ロボの動きのかっこよさ、
コロコロコミックで連載されているホビーマンガ*2
彷彿させるベタで熱い展開など、欠点を補うには十分な魅力が詰まっている。

 ここまでシナリオモードについて書いてきたが、ほかにも人やCPUと
思う存分にバトルができるアーケードモードも用意されているぞ。

 本作と同じように自分でカスタマイズしたロボットで戦う作品に
アーマード・コア』シリーズがあるが、あちらはフロムゲーというだけで
ハードルの高さを感じる*3。それに比べて本作は奥深いロボットバトルを
カジュアルに楽しめるので、俺みたいなアーマード・コア断念勢に
おすすめしたい逸品だ。

 現在は続編の『カスタムロボV2』とともにNintendo Switch Onlineで配信中。

【8点】

 

*1:2025年10月31日(金)の正午にサービス終了し、星になった

*2:実際にプラモデルも発売された

*3:俺はPS2時代の作品に触れたが、途中で断念してしまった