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ハチャメチャ原始人アクション! 『超原人』をレビュー



超原人

超原人

  • ハドソン
Amazon

 


【ジャンル:アクション】
【発売元:ハドソン】
【発売日:1994年7月22日】
【定価:8,800円】

ぶっ飛び度はシリーズ随一

 シリーズ1作目の『PC原人』をPCエンジンで発売し、
その後、ゲームボーイで『GB原人』、ファミコンで『FC原人』が発売された
原人シリーズがスーパーファミコンに登場!
今回レビューするのは、“超”と書いて“スーパー”と読む『超原人』だ。
PCエンジン時代は“エンジン”と“原人”をかけたダジャレであることは
疑う余地がなく、アイデンティティを確立した主人公の原人だったが、
そのアイデンティティはルマンド*1のようにほろほろとこぼれ落ちるのだった。


 原始人を題材とした横スクロールアクションの本作だが、
最初のステージはなんと浅草。冒頭では雷門の提灯の中から原人が出現するぞ。
アサヒビール本社ビルに隣接するスーパードライホールの
オブジェ(通称:金のうんこ*2)も再現されているのだ。

 

▲本作と同じく原始人横スクアクションの『JOE&MAC 戦え原始人』のレビューはこちら。


 本作のウリは変身。青色のキャンディを取ると原人が大きくなり、
赤色のキャンディを取ると小さくなる。また、黄色のキャンディを取れば、
元のサイズに戻る。それぞれのサイズで有利なシーンがあるので使い分けていこう。


 大きさだけではなく、肉を食べれば姿も変わる。
こいつはごるご原人が大きくなったデカごるごだ。後ろに立つと怒られるのかな?


 こっちはニョッヘ~原人が大きくなったデカニョッヘ~。
表情が完全にイっちゃってる!


 初期状態のふつう原人が大きくなるとデカ原人になるのだが、
首を発射して敵を倒す首ちょんぱ攻撃が少しグロい……。
こういった特殊攻撃を使うにはあちこちに散らばっている
ニコニコチップが必要なので、積極的に集めておこう!


 ステージに仕掛けられているプレス機に潰されると、カニ原人に変身!
この状態になれば、狭い場所に入っていけるぞ。
『ワリオランド2 盗まれた財宝』でも、
こういうギミックがあったような気がするが、本作のほうが先だからね!

 

▲本作と同じく原始人横スクアクションの『高橋名人の大冒険島』のレビューはこちら。


 看板にわかりやすいヒントが書かれていて、とてもユーザーフレンドリー。
どうやら、カニ原人は滝登りができないみたいだ。
ポケモンのクラブやキングラーもたきのぼりを覚えられなかったから、
説得力があるっちゃある。


 ステージは全部で6つ。各ステージはバラエティ豊かなエリアに分かれていて、
ボーナスステージもたくさん隠されている。
もちろん、手ごわいボスも待ち受けているのだ!


 ここいらで耳寄りな情報を紹介しておく。
ステージ2の“ジュースはうまい”というエリアで部屋の電気を消すと、
部屋が暗くなってテレビがつく。テレビの上に乗って
十字ボタンの下+Bボタンを押すと、おまけゲーム“SUPERカニ原人”で遊べるぞ!
実を言えば、この情報は説明書にも記載されているが、
当該のエリアが“ステージ1にある”と誤記されているので注意されたし。


 こいつが噂の“SUPERカニ原人”のゲーム画面。
ボーナスステージのひとつである通常の“カニシューティング”との違いは、
ニコニコチップを撃ったときに実写取り込みの人物の画像が現れることだ。
これらの人物の正体はコロコロコミックの企画に応募した少年少女たちで、
エンディングのスペシャルサンクスにも表示される。
しかし、ほとんどの子が無表情で不気味なんだよなあ。

▲海外版では顔写真は差し替えられているようだ。


 『JOE&MAC 戦え原始人』『高橋名人の大冒険島』『P-マン』など、
原始人横スクアクションはスーファミだけでもけっこうあるが、
それらと比べると本作がもっとも遊びやすく、クオリティも高い。
サービス精神旺盛なハチャメチャさが光る佳作である。

【6点】

 

FC原人

FC原人

  • ハドソン
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*1:ブルボンが製造しているココアクリームを幾重にも重ねた食感が楽しい菓子。
名前の由来はフランス語のル・モンド(世界)で、世界に広がる商品になってほしいという
思いから名づけられた。非常にこぼれやすいため、車中では食べてほしくない

*2:実際は聖火台の炎がモチーフで、公式サイトによると
“新世紀に向かって飛躍するアサヒビールの燃える心”を表しているとのこと