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【任天堂歴代ハード】発売当時の価格と値下げ後の価格を調べてみた【携帯機編】



ゲームボーイライトに憧れて幾星霜

 

 

はじめに


 前回の記事では任天堂据え置きハードの発売当時の価格と値下げ後の価格を
当時の出来事も交えて紹介してみた。その結果、自分でも満足のいく記事を
書くことができて、当ブログも箔がついたと調子に乗っている次第だ。
この勢いが衰えないうちに今回は任天堂携帯ハードの発売当時の価格と
値下げ後の価格を発売順に見ていくとしよう。もちろん、今回も当時の出来事を絡めて
共同●信も真っ青な社会派記事*1をお送りしていくぞ!

 

▲据え置き機編はこちら。

 

 

ゲームボーイ

 

 任天堂の携帯機を代表する存在、ゲームボーイ。
国内初のカセット交換式携帯ゲーム機はエポック社が1984年に発売した
ゲームポケコン(正式名称はゲームポケットコンピュータ)に先を越されるが、
ゲーポケとは比べものにならない豊富なソフトで携帯ゲーム機の王者として君臨した。

 

発売日

1989年4月21日
発売当時の価格 12,500円(込)
値下げ後の価格(1) 1993年6月6日→9,800円(込)
値下げ後の価格(2) 1994年5月1日→8,000円(込)
同年の出来事 ベルリンの壁が崩壊(11月10日)

 

 

ゲームボーイポケット


 ゲームボーイを小型化して液晶画面の視認性を向上させたゲームボーイポケット。
1995年ごろから発売ソフトが減少し人気に陰りが出てきたゲームボーイだったが、
1996年に発売された『ポケットモンスター 赤・緑』の爆発的ヒットで息を吹き返す。
ゲームボーイ復活のタイミングでテコ入れとして投入されたのが本機である。
同時発売ソフトは『モグラ~ニャ』など。

 

発売日

1996年7月21日
発売当時の価格 6,800円(別)
値下げ後の価格(1) 1998年2月14日→5,800円(別)
値下げ後の価格(2) 1998年11月14日→3,800円(別)
同年の出来事 藤子・F・不二雄氏が逝去(9月23日)

 

 

ゲームボーイライト


 画面にバックライトを搭載し、暗所でもプレイ可能になったゲームボーイライト。
バックライトは任意でオンオフでき、本体のサイズはほぼゲームボーイポケットと
同じ。ゲームボーイポケットの電源が単4電池2本だったのに対し、
こちらは単3電池2本になってバッテリー持続時間が長くなった。

 

発売日 1998年6月14日
発売当時の価格 6,800円(別)
同年の出来事 長野オリンピックが開幕(2月7日)

 

 

ゲームボーイカラー


 カラー液晶搭載という積年の夢を実現したゲームボーイカラー。 
初代ゲームボーイ発売時から液晶をカラーにする構想はあったが、
電池の消耗の激しさやコスト面などから当時は難しかった。
時がたち、カラー液晶が安価になったことでライバルのゲームギアに遅れはしたが、
ついにゲームボーイシリーズをカラーで楽しめるようになったのだ。

 

発売日 1998年10月21日
発売当時の価格 8,900円(別)
値下げ後の価格 1999年5月14日→6,800円(別)
同年の出来事 Google設立(9月4日)

 

 

ゲームボーイアドバンス


 32ビットCPUを搭載し、新たにL・Rボタンを追加したゲームボーイアドバンス。
対応ソフトであればカートリッジ1つで2~4人の通信プレイが可能なのは、
画期的で驚いた記憶がある。グラフィックの大幅な向上にも度肝を抜かされ、
これはもう携帯できるスーパーファミコンだなと当時の俺は
ニヤニヤしていたのである。ゲームボーイ・ゲームボーイカラーのソフトも起動可。

 

発売日 2001年3月21日
発売当時の価格 9,800円(別)
値下げ後の価格 2002年2月1日→8,800円(別)
同年の出来事 東京ディズニーシーが開園(9月4日)

 

 

ゲームボーイアドバンスSP


 ゲームボーイアドバンスの上位モデル、ゲームボーイアドバンスSP。
折りたたみ型になり、液晶保護性能と携帯性が高まった。
フロントライト液晶の搭載で暗いところでもプレイ可能になり、
リチウムイオン充電池の内蔵で乾電池いらずになったのも大きなトピックだった。

 

発売日 2003年2月14日
発売当時の価格 12,500円(込)
値下げ後の価格 2004年9月16日→9,800円(込)
同年の出来事 バンド、たまが解散(10月31日)

 

 

ニンテンドーDS


 ふたつの画面とタッチスクリーンで新機軸を打ち出したニンテンドーDS。
下画面のタッチスクリーンをタッチペンで操作して犬を愛でるゲームや
外科手術をするゲームなど、新しい操作形態を生かした作品が多く登場した。
『東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング』は“脳トレ”の略称で広く認知され、社会現象になった。
任天堂の携帯機ではじめてX・Yボタンが追加され、操作の幅が広がった。
ゲームボーイアドバンスのソフトが使えるのも嬉しい。

 

発売日 2004年12月2日
発売当時の価格 15,000円(込)
同年の出来事 マーク・ザッカーバーグ氏がFacebookを開設(2月4日)

 

 

ゲームボーイミクロ


 ゲームボーイの名を冠する最後のハードとなったゲームボーイミクロ。
その名前のとおり、任天堂の携帯ゲーム機でもっとも小さい。
対応ソフトはゲームボーイアドバンスのソフトのみで
アドバンスやアドバンスSPのようにゲームボーイやゲームボーイカラーのソフトは
使用できないので注意。画面は小さいが視認性は意外とよく、
“フェイスプレート”と呼ばれる本体前面のプレートを交換すれば、
好みの外観に着せ替えできるのも斬新だった。

 

発売日 2005年9月13日
発売当時の価格 11,429円(別)
同年の出来事 JR福知山線脱線事故が発生(4月25日)

 

 

ニンテンドーDS Lite


 ゲーム人口の拡大に大きく貢献したDSを小型・軽量化し、
デザインも一新したニンテンドーDS Lite。DSよりも画面の輝度を明るくでき、
ずいぶんと見やすくなった。DSと同じくゲームボーイアドバンスのソフトが
使用可能。

 

発売日 2006年3月2日
発売当時の価格 16,800円(込)
値下げ後の価格 2010年6月19日→オープン価格
同年の出来事 第1回WBCが開幕(3月3日)

 

 

ニンテンドーDSi


 DS Liteよりも画面が大きくなり、本体は薄いスタイリッシュなデザインになった
ニンテンドーDSi。カメラや音楽プレーヤーなどの機能を追加したほか、
“ニンテンドーDSiウェア”という玉石混淆なソフトをダウンロードして
プレイできるのが特徴。『Art Styleシリーズ: PiCOPiCT』とか好きだったなあ。
残念ながらゲームボーイアドバンスのスロットは廃止された。

 

発売日 2008年11月1日
発売当時の価格 18,900円(込)
値下げ後の価格 2010年6月19日→15,000円(込)
同年の出来事 GoogleがAndroid 1.0をリリース(9月23日)

 

 

ニンテンドーDSi LL


 DSiの画面を大きくして広い視野角で見やすくなったニンテンドーDSi LL。
従来のDSシリーズに付属していた本体に収納できるタッチペンに加え、
一般的なサインペンに近い大きさの長いタッチペンも同梱。
本機のデザインでもっとも目を引く光沢感のあるトップパネルは、
お椀に水を張ったときの表面張力をイメージしたそうだ。
たしかにカラーバリエーションのひとつである“ワインレッド”は、
かなりお椀感があるね。

 

発売日 2009年11月21日
発売当時の価格 20,000円(込)
値下げ後の価格 2010年6月19日→18,000円(込)
同年の出来事 マイクロソフトがWindows 8を発売(10月22日)

 

 

ニンテンドー3DS

 

 3D裸眼立体視機能を搭載したDSの後継機、ニンテンドー3DS。
モーションセンサーとジャイロセンサーが内蔵されているので、対応ソフトであれば
本体を傾けて視点変更を行うといった操作などが可能。
『すれちがいMii広場』を筆頭にすれちがい通信を生かしたソフトが増えたので、
いままでの携帯機よりも持ち歩く楽しみが増えた。
DSソフトとDSiウェアの後方互換も備えている。

 

発売日 2011年2月26日
発売当時の価格 25,000円(込)
値下げ後の価格 2011年8月11日→15,000円(込)
同年の出来事 東日本大震災(3月11日)

 

 

ニンテンドー3DS LL

 

 3DSをでっかくしたニンテンドー3DS LL。
カラーバリエーションは“レッド×ブラック”や“ミント×ホワイト”などの
ツートンカラーも選べるようになった。

 

発売日 2012年7月28日
発売当時の価格 18,900円(別)
同年の出来事 第2次安倍内閣発足(12月26日)

 

 

Newニンテンドー3DS


 CPU性能が向上しボタンも増えた3DSの上位モデル、Newニンテンドー3DS。
『ゼノブレイド』や『ファイアーエムブレム無双』といった本機専用タイトルも
発売され、旧モデルを持っているユーザーの購買意欲もかき立てた。
増えたボタンはCスティックとZL・ZRボタン。これらのボタンが増えたことで
『モンスターハンター』シリーズなどが快適にプレイできるようになった。
また、76種類も発売された“きせかえプレート”によって外観をカスタマイズ可能。

 

発売日 2014年10月11日
発売当時の価格 16,000円(別)
同年の出来事 ギャグマンガ『あさりちゃん』連載終了(2月1日)

 

 

Newニンテンドー3DS LL

 New3DSの画面を大きくしたモデル、Newニンテンドー3DS LL。
大型化したので“きせかえプレート”に非対応、これは仕方がない。
任天堂ホームページ限定で受注販売された“スーパーファミコン エディション”は、
スーパーファミコンに思い入れのある人なら垂涎ものの限定モデルだ!

 

発売日 2014年10月11日
発売当時の価格 18,800円(別)
同年の出来事 31年半続いた『笑っていいとも!』が終了(3月31日)

 

 

ニンテンドー2DS


 3DSから立体視と折りたたみ機能をなくしスピーカーはモノラルになった
廉価モデル、ニンテンドー2DS。海外より3年ほど遅れて国内で発売された。
通常モデルに先駆けて、2016年2月27日に『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』のそれぞれのイメージカラーを配した本体と各ソフトのバーチャルコンソールのダウンロードコードなどをセットにした限定パックを発売して話題になった。

 

発売日 2016年9月15日
発売当時の価格 9,800円(別)
同年の出来事 学校法人角川ドワンゴ学園がN高等学校を開校(4月1日)

 

 

Newニンテンドー2DS LL


 New3DSの画面を大きくして立体視はオミットしたNewニンテンドー2DS LL。
カラーバリエーションは“ホワイト×オレンジ”や“ブラック×ターコイズ”など、
ツートンカラーを中心に展開。ドラクエのはぐれメタルやマイクラのクリーパーを
あしらったデザインの限定モデルも発売された。

 

発売日 2017年7月13日
発売当時の価格 14,980円(別)
同年の出来事 Nintendo Switchが発売(3月3日)

 

おわりに


 据え置きハードよりバリエーションが多く、かなりの長文になってしまったが、
なんとか記事にできてよかった。まとめてみて驚いたのは値下げが2回実施されたあとのゲームボーイポケットの価格。3,800円ってソフトと同価格帯ですよ、奥さん!
据え置き機と携帯機の性質を持つSwitchのようなハイブリッド機が登場し、
純然たる携帯機の系譜は途絶えたと言えなくもないが、またいつの日かゲームボーイや
DSの血脈が感じられる携帯機が任天堂から出ることをひそかに期待しておきたい。

 

*1:ハードルを上げすぎである