【ジャンル:アクション】
【発売元:Playdead】
【発売日:2011年8月4日】
【定価:1,200円】
影絵のようなグラフィックの良質な覚えゲー
影絵のようなグラフィックが特徴的なサイドビューアクションパズルゲーム。
プレイヤーには一切説明もなく、主人公である少年が薄暗い森の中で
目覚めるシーンからはじまる。
ここはどこなのか? 自分は誰なのか?
答えが見つからないまま、プレイヤーと少年の意思はリンクする。
プレイ前は『ICO』のように雰囲気に重きを置いたゲームなのかと思ったが、
開始から数分でその考えは粉々になる。
「これ、ガチゲーだ」
心の中でつぶやきながら、このゲームとの死闘を決意する。
少年を待ち受ける数々のトラップ、悪意のある者たち。
ときには、それらを利用して進まなければならない場面もある。
1つ1つの謎解きの濃さはゼルダシリーズに匹敵するほどだ。
ぜひ、攻略情報に頼らずに自力で解いて、達成感を味わってほしい。
主人公の死亡グラフィックには多くの種類があり、そしてグロいのだが、
このグラフィックだからギリギリ許せる。
もし、本作が総天然色ならトラウマになりかねない……。
死んで覚える系のゲームに免疫がある人には、おすすめ死体……ではなく、
おすすめしたい。
【9点】