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パチゲーメーカー、ココナッツジャパン制作の画面固定系アクション『キッチンパニック』をレビュー

キッチンパニック キッチンパニック
(1991/05/10)
GAME BOY

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キッチンパニック(t) キッチンパニック(g)

【ジャンル:アクション】
【発売元:ココナッツジャパン】
【発売日:1991年5月10日】
【定価:3,800円】

妙にリアルな害虫を駆除しよう!

 かつて、ココナッツジャパンという、おもにパチンコゲームを
制作していた会社があった。
本作は、そんなココナッツジャパンが発売したにもかかわらず、
シンプルな画面固定系のアクションだ。

 主人公の“ちいくん”はキレイ好きな母上のために、
家中に湧いている害虫を退治する力がほしいと神様に懇願する。

 神様は、ちいくんの体を小さくする。
「あれ?  これって、むしろ不利になってんじゃね?」と思ってはいけない。
全知全能の神は、すべての生命に平等である。
人と虫が対等に戦える環境を創造なされたのだ。

「ちい、君はまだ若い。楽をして成果をあげることは、君のためにならない」
なんてことも思ったとか思わないとか。

 害虫を指定の数だけ駆除すれば、ステージクリア!
スプレーだけで、自分とあまり変わらない大きさのゴキブリやらイモムシやらを
相手にする主人公の勇気は見習いたいところだ。

 テントウムシ接触するとライフの上限値が増え、
さらに回復もしてくれるボーナスキャラなので倒さないようにね。

 昔ながらのアーケードゲームのようなノリが小気味よい作品。
個人的には、グラフィックをSFCレベルまで上げた本作を
ひなびたゲーセンの片隅でプレイし、オールドアーケードゲーマーを気取りたい。

【6点】

パチ夫くんゲームギャラリー

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  • 発売日: 1996/11/29
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