【ジャンル:アクション】
【発売元:コナミ】
【発売日:1990年8月3日】
【定価:3,500円】
モノクロ亀はゲームボーイカラーの夢を見るか?
“ティーンエージ”なのか“ティーンエイジ”なのか、
どちらが正解かよくわからないタイトルのゲームボーイ版カワバンガゲー第1弾。
実際、表記揺れが散見されるので俺みたいな表記にまじめなブロガーは
やきもきしてしまう。
ウィキペディアと『超絶大技林 2011年秋完全全機種版*1』によると
“ティーンエージ”表記だったので本項でもそのように表記していく。
『T.M.N.T. スーパー亀忍者』のレビューはこちら。
本作はファミコンで発売された『激亀忍者伝』と『T.M.N.T.』のあわいに
登場した白黒爬虫類アクションゲームだ。
タートルズゲーの歴史を遡ってみると1989年~1993年にかけて、
けっこうな本数が発売されていたんだなと驚いた。
その数はファミコンで3本、スーパーファミコンで2本、ゲームボーイで3本、
メガドライブで2本の計10本にもおよぶ。
海外ではこのあともタートルズゲーがたくさん出ていたみたいだけど、
国内だとこのあたりがピークじゃないかな。
『T.M.N.T.』のレビューはこちら。
オープニングの段階で犯行を断言されるシュレッダー、かわいそう。
これが悪役の宿命なのか……。
今回も例によって『T.M.N.T.カワバンガコレクション』でプレイ。
デフォルトはゲームボーイポケット風の色調だが、
初代ゲームボーイっぽい色味に変更できるのが嬉しい。
さらにみんなの憧れ、ゲームボーイライトを彷彿させる色合いにも変更可能。
ゴールドとシルバーの通常モデルも渋いけど喉から手が出るほどほしいのは、
やはりファミ通500号記念イベントで限定販売されたスケルトンのモデルだね。
ブリスターパック*2に入っているのがいいのよ。
ステージの特定の場所に入るとドブネズミが登場し、ボーナスゲームがはじまる!
日本語で喋れや、ワレ。
これはボーナスゲームのひとつ、
手裏剣を最後に1枚だけ残して取っていくゲーム。
初見だとちんぷんかんぷんだったから、ボーナスゲームだけ遊べる裏技で
しっかり練習したい。裏技の方法はコンフィグ画面でセレクトボタンを押しながら、
Aボタン+Bボタンを押すと現れる“?”を選択すればOK。
また、コンフィグ画面では操作設定とステージセレクトができるが、
ステージ1からはじめないと真のエンディングは見られないので注意!
ほかのタートルズゲーと同じく、使い勝手のよい跳び蹴り。
てか、脚短くねw。
この亀、なんかエロ目で鼻の下が伸びているように見えない?
これ、ケダモノの顔ですわ。
ゲームボーイ初期のキャラゲーとして可もなく不可もない作品。
残念ながら本作からは俺たちを熱くさせた往年のコナミクオリティは
感じられなかった。
【5点】