【ジャンル：アクション】
【発売元：任天堂】
【発売日：2010年11月10日】
【定価：200円】
200ポイントで買える最高にマブいDSiウェア
DSiウェア最盛期に登場したコスパ厨歓喜の佳作、
それが本作『スカイジャンパー ソル』だ。
プレイヤーは太陽のような謎の生物“ソル”を操作し、
はるか上空のゴールを目指す。上空に進むには“グラップルアーム”を
タイミングよく伸ばして、空に浮かぶ“グラップルポイント”を
次々と飛び移らなければならないので、ほどよい緊張感が持続する。
プレイ感覚としては、『がんばれゴエモン』シリーズの
チェーンキセルを使うアクションを延々とこなす感じだ。
こういう場面が嫌いな人にとっては、ストレスフルでイラつきMAXの苦行である。
スーパーマリオワールドのケセランパサラン描きました。 pic.twitter.com/M7KvtY0W1f
— 氷厘亭氷泉 (@hyousen) 2020年8月20日
本作の主人公“ソル”に似ているよね……？
しかしながら、練られたステージ構成とテンポのよさでついついリトライの
嵩を張ってしまう。上達を肌で感じられるテクニックやさまざまなギミックも、
地味なグラフィックとストイックなゲームデザインに花を添えている。
なにより、200円という低価格がうれしい。
この価格帯のDSiウェアは粗悪なものも多く、
まさに玉石混淆だが本作は間違いなく“玉”、つまり宝玉だから安心してくれ。
残高が余ったときや大作の箸休めに最適なタイトルだ。
【８点】
